Wedding in LONDON🇬🇧 | ロンドンで結婚式
- Itsumi Nishikawa
- 2022年9月18日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年11月14日
2022年5月にコーディネートした、ロンドンでの記念撮影&親しい友人達とのピクニックウェディングの様子を一部ご紹介します。

ロンドンには、都会でありながら緑豊かな公園が数多くあります。それは産業革命の頃工場が増えて悪化する環境の中で、癒やしとなる場所を労働者のために作ったことが基になったと言われています。イギリスらしい場所で記念撮影と考えたとき、一番に公園を思い浮かべ、この日はテムズ川の美しい景色が望める公園でピクニックウェディングを企画しました。

海外でのプロデュースに限らず、私が提案するデスティネーションウェディング(離れた場所を目的地・開催地として旅行を楽しむように行うウェディング)では、訪れる場所で「人々の暮らしに触れること」を大切にしています。

結婚式を経て得た新たな出逢いと発見が、その後のふたりの生活の中に豊かさをもたらすものであってほしいと思っています。

産業革命の時代は公園を数多く作ったことの他に、植物との関わり方にも影響を与えています。
イギリスではフラワーアレンジメントやガーデニングにおいて「植物の自生する力」を重んじるコーディネートが主流です。産業の発展と共に汚される環境や都市化の動きに反発する精神から、自然を取り戻したいという思想が高まり、自然風景のように美しく見える庭を創り上げる文化が出来上がりました。それが現在のイングリッシュガーデンのスタイルにも受け継がれ、植物を愛する人々の力でイギリスらしい美しい景観が街中に広がっています。

私がロンドンに住んでいた2020年から2022年の頃、度々のロックダウンの中で、感情を他人と共鳴させる人々のエネルギッシュさを強く感じました。暗いニュースばかりが続く日常では、毎週週に一度決まった時間に家の外へ出て拍手喝采し医療従事者に向けてエールを送ります。何か悪い流れが来た時の底力や、崖っぷちからみんなで一体となってムーブメントを起こすことのできる彼らの精神は、歴史を振り返ってみてもイギリスらしさの一つなのかな、と感じました。

色々な国から移住してきた人の文化がごちゃ混ぜになって、ロンドンらしさのようなものが出来上がっている「多様性」の側面もロンドンの魅力。全ての人にとっての還る場所であり、どんな国からどんな人がどんな目的で訪れていても、皆が個性豊かに不思議と調和していて心地良い。
何度訪れても、きっと何年住んでいても日々新しい発見やクリエイティブなアイディなに溢れている場所、ロンドンが私は大好きでたくさんの人に訪れてほしいと思います。
こんな風に、そこに住む人達のエネルギーを感じて、日々を楽しむように肩の力を抜いて等身大で結婚式をこれからもプロデュースしていきたいと思っています。

ロンドンでのハネムーンを兼ねたウェディングやフォトウェディング など、一緒に結婚式を創る仲間や滞在中の過ごし方などもあわせて提案しますので、ぜひお気軽にお問合せください。
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