ウェディングスタッフの役割
- Itsumi Nishikawa
- 2022年12月8日
- 読了時間: 2分
色々な現場でウェディングプランナーを経験すると、プランナーをしながら当日複数の役割を担うことがあります。プランナーとして現場で指揮を取りながらキャプテンとして新郎新婦の先導を担当したり、介添えアテンドとして着替えやドレスのフォローをしたりと、時には一人三役以上を担っています。
その役割がありながらも一緒に結婚式をつくってきたプランナーとして、ふたりの一番近くで一瞬たりとも逃すことなく幸せの時間を共に祝っていたいと思っているので、実は体がいくつあっても足りないくらい。
全ての役割で最善のパフォーマンスができるようにと考えていた時、目黒のCLASKAで私がウェディングをつくっていた頃に、アテンドとして新郎新婦に付き添って当日をサポートしてくれていた、とあるユニークな女性の存在をふと思い出しました。
いかに機転がきくとか、的確に動けるかということではなくて、ムードメーカーとしていつも新郎新婦の横で笑って踊っていて、それだけで雰囲気が本当に明るくなるしふたりの緊張も解ける。
ある意味いてくれるだけで存在意義があると私は思ってました。

厳かな結婚式の会場では陽気すぎて驚かれるかもしれない(↑この海老反りになっている人がその女性)けど、こんなにおめでたい日にはスタッフだってふたりやゲストと同じように高揚しているし、素直に楽しんでる。
結婚式の捉え方はいろいろあるけど、私が思う本当に良い結婚式とは、どんなに非日常の空間であっても新郎新婦やゲストが普段と同じように自然と自分をさらけ出して心の底から思いっきり楽しめる瞬間の連続だと思っています。
そして、そんな雰囲気をつくれるかどうかは、新郎新婦とスタッフとの関係性・信頼関係が一番の鍵になると思っています。
だから私はいつでも友達のようにふたりと深く関わって結婚式をつくっていきたい。

私と一緒にウェディングをつくってくれている様々なクリエイターさん達は皆、ふたりの結婚式を最高の日にしたいという想いと、自分が手がけるものに対する愛、結婚式にかける情熱を人一倍持っています。

そんなプロたちが集まって、その一人ずつの色んな要素がバランスをとりあって、新郎新婦とゲストが安心して楽しめる空気感を作っています。
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